瓢亭について

無題ドキュメント

大阪は北の梅田新道、お初天神東横に瓢亭は位置します。
「曽根崎心中」のお初と徳兵衛、共に実話で悲恋物語。露天神社（通称お初天神）は、その昔、天神の森でお初と徳兵衛が心中事件を起こした舞台となった所です。
若いカップルが恋の成就を願ってお参りする姿も見かけますが祀ってあるのは天神様、菅原道真です。

名物は『夕霧そば』。
柚子の上（表）皮を細かくおろし、真白いそば粉に混ぜて特別入念に打った変わりそばです。
近松門左衛門作「廓文章」の夕霧太夫にちなみ、『夕霧そば』と銘名しました。

そばの淡白な味と柚子の優雅な香りが織り成す風味の良さ。この『夕霧そば』をご自宅でも味わっていただけるよう、生そばの宅配を行っております。
年越しそば、お中元・お歳暮としてご愛顧いただいておりますが、普段のざるそば用としても、ぜひご利用下さい。

そばのこだわり

生そばの打ち方は、手もみ、機械がけという独自の方法で行います。
水分量がとても少ないため日持ちが良く、おみやげに適しています。
ただし、日持ちすると言っても生そばですので、賞味期限は4日間としております。

柚子玉は、毎年黄色く色づく11月から12月にかけての約1ヶ月間、徳島、高知方面から毎日のように何千個と入荷します。
例年、おなじ顔ぶれがそろい10人前後の人たちが手作業で柚子皮をすりおろしており、なかなか大変な作業で手間と時間がかかります。
これで１年分の柚子皮を確保するのです。

すりおろした後の柚子玉は袋に入れ、お客様に差し上げています。
柚子風呂にしたり、柚子ジャムにしたり、柚子茶にするなど毎年楽しみに持ってかえられます。

夕霧そば　瓢亭